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2007年7月22日日曜日

ゆだねなさいーー Let it go...

さーて、なるべく短く書きたいですな、うまくまとまるかどうか。。。
クリスチャン系宗教団体から配布された小冊子がポストにあったのはもう数ヶ月前。一面の新聞広告も同時期にでていましたね。あらー、潤沢な資金があるのね、くらいに思ったのですが、特に本は読まずほっておきました、つい最近まで。ひょっと思い出したように、その小冊子を、寝る前の読書にーー、とぱらぱらっと読んでみたのですが、そこには「幸せを求めるのなら、神の御手にその身をゆだねなさいーー」というようなことが書いてありました(少なくともワタシはそのように解釈しました)。
人間の寿命は120年と言われています。宇野千代さんは、120歳まで生きる!と90歳を過ぎても若々しくその人生を謳歌していらっしゃいましたね。還暦で60年、もう一回りして120年。人間の命、大切に、そして質素に驕(おご)らず大きなるものにゆだねて生活すれば、120歳まで生きられるのでは、とワタシは思っています。
人間などの動物とその他の生命との一番の違いは、自分の「意識」をもって生きていることです。しかし忘れてはならないのが、私たちの命は「無意識」で生かされている部分もあるからこそ、成り立っている命である、ということでしょう。いかなるときも打ち続けられる心臓の鼓動、肺の呼吸、各内臓での栄養吸収および消化、各細胞の再生と死、これらは全て「無意識」レベルでコントロールされている生命サイクルです。
「意識」で動いている命が、この「無意識」で生かしている命を傷つけたり、邪魔をしていはいけないのです。暴飲暴食、ストレス蓄積、これらは不眠不休で私たちの命を生かし続けよう・常に生きようと働き続け「無意識」レベルで頑張っている、私たち自身の体や心を傷つけています。悲しいかな、私たちは相違なるものが表裏一体となって成り立っている、はかない「命」なのですよ。
自分の命・体をそのように成り立っているんだと考えてから、もう一度この言葉に向き合ってみるとーー、「幸せを求めるのなら、神の御手にその身をゆだねなさいーー」、これは、からまわりしている「自己意識」をちょっと止めてみて、「無意識」で持続され続けるその命を大切に無理なく生きてみましょう、というような考え方に転化することができませんか?一休みして、体が送ってくるサインを見つめましょう、と。
植物には寿命が無いように思えます。それは彼らの命が「無意識」レベルでコントロールされているものだからです。彼らは常に生かされている状態にあります。水、土壌、太陽、風、与えられるものの上に存在する命。それに対して、動物は「動く物」、自分の命を存続させるために必要なものを自分の意思・意識で手に入れることができる反面、永遠の命ではなくなってしまいました。しかし、両者のバランス、生命を持続させようとする意識・無意識レベルのバランスがうまく取れていれば、120歳の長寿も夢・まやかしではないはずなのですよーー。って、皆さんはどう思われますか?
*とんでもない締めくくりとして、以下のサイトをリンクしておきます。これは同僚のカミラ君(仮名)が送ってくれたRock climberの画像です。人間の生命の偉大さと不思議さと儚さの象徴、と題してみましょう。。。
http://jp.youtube.com/watch?v=Fpm0m6bVfrM

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

この世は何でもバランスが第一ですね。
しかし、人間が人間らしくなった理由は「バランス」を崩そうとしているものであるからじゃないでしょうか。我々人間はどんな動物よりも肉体的に弱くて、頭脳いわゆる意識を使わないとすぐに死んでしまう生き物です(実験したい方はシベリアの冬を無意識で生き残ってみてください:)。ですから、人間にとっては無意識と意識のバランスは可能かというと、不可能です(my humble opinion)。で、意識をしながら(よ~く頭を使って)体にいいことをしましょうね(家庭の医学などの本に相談しながら:)。でも、やりすぎもだめよ。体に良いことばっかりすれば、退屈で死んでしまう可能性があるのでご注意ください。

クラナ・ハルカ さんのコメント...

エカちゃん、コメントありがとう!今度、カラオケで歌いながら色々話ましょう(って、無理よね、歌いながらじゃー)。
そうね、バランスが大切よね。無意識・意識のことを考えるようになったのは、古武術のクラスを受けてからなの。自分の身を守るために、実は人間って無意識に色々な動きをするのがわかって、その動きが意識して動く自分とうまく重ならないと自分の身を守れないような気がしてきたのよ。両者のバランスをうまく取れる長寿人間になりたいわ!目標は120歳まで生きること!よーー。