せーりが早めにやって来ました。排卵も早かったため、当然の結果といえば当然ですが。。服用する漢方を「桃核承気湯」に切り替えています。そのせいか、若干下痢気味です(お食事中の方すみません)。今月は、体を冷やしてしまったり、飲酒が続いたり、ぐるぐる体操を休んだりしているので、せーりがどうなるかちょっと心配です。
今日のタイトルは「わらしべ人生」。自分のこれまでの人生を振り返ると、まさにこの一言がぴったり、と思っています。わからない方も多いと思うので、少し補足をすると、昔話で「わらしべ長者」というお話があります。詳しくはウィキにも載っているのでそちらを見ていただくとして、概略を説明すると、ある貧しい村人が、偶然手につかんだワラを、頼まれるがままに次々物々交換をしていくうちに、最後には大金持ちになる、というおとぎ話のことです。ワタシ自身のこれまでの人生を考えると、偶然が偶然やまた必然を呼び、今の自分に行き着いている気がするのです。大学で「はい、この絵に描かれている犬の象徴するものは何でしょう?」みたいなことを勉強していた人間が(ちなみに答えは「従順・誠実」)、今では「絵」とも「犬」ともまったく関係の無いIT企業で仕事をしていたりするんですから!この「絵」と「IT」の間には、もちろん本家の「わらしべ長者」に負けないほどの、偶然的ながら意味のあるつながりがずーっとあるのです。
そして「子宮筋腫」を発症するにも、その最初の「わらしべ」となったものが確実にあって、いまの自分は、わらしべが姿を変えたものとしての筋腫をかかえているのだと思います。自分が今向き合っている「子宮筋腫」に、いったいどんなものがこめられているのかと考えてしまいます。共生可能な病症だということ、自分に自分の健康・体を大切にする機会を与えてくれた、Presiousなものと考えるべきなのかもしれない、と最近思い始めています。同僚のエカテリーナ(仮称)ちゃんに、「ハルカさんはおもしろいですねー、いつも「自分はラッキーだ」って言ってますよねー」と言われたことがありますが、どんな状況もPositive thinkingで乗り切れる自信が、徐々についていきています。「わらしべ長者」の話では、わらしべから始まった物々交換が途中で瀕死の状態の馬に変わります。ワタシの筋腫もこの馬と同じかもしれませんね。一見、マイナスなものをつかんでしまったのかもしれませんが、実はこの後の物々交換でさらなる幸運への一歩が踏み出せる、のかもしれません。筋腫治療と向き合っている自分の健康が、今よりも向上することを願って、地道にがんばりまーす。今日も読んでくれてありがとう!
*「わらしべ人生」おまけ:
最初に入社したIT関連企業は為替Back office関連業務システムを販売するところだったのですが、その当時、「せっかく得た知識なんだから!」と細々と外貨預金を始めました。最近の円安と外貨の高金利のおかげで、当時はじめた定額貯蓄が、現在、円換算するとかなりの価値になっていたのですよ!まさに「わらしべ!」と思ったのが、自分でもよく考えて見極めて「よっしゃ、いまだ!」と買ったEUR貯蓄よりも、「じゃ、テキトーに、これもやっておこうかなぁ」とはじめたNZDが、2倍以上に化けたのですよー、おほほ。始めた当初は1NZD=47.31円だったのが、2007年7月現在1NZD=96.91円、なおかついまだに5%以上の金利がつきます。7年間分の利子だけで1,000NZD近くも増えてました。嗚呼、ワラシベ、ワラシベーー!
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