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2008年9月24日水曜日

その一口があなたを作る!


宴の後、、、というような写真ですね。12名程の自由ツアーに参加し、まわっていたクロアチア旅行。一晩だけど、そのツアーに夕食が含まれていました。コルキュラからローカル・バスで20分くらい郊外へ出たところにある、本当にローカルなレストランでの夕食。おいしいクロアチアのローカル・フードとワインを堪能しました。帰り道、街灯もほとんどなく、バスの窓から天の川が見えました、いい、夜だったーー。
この旅行では、この食事以外は自分たちで食べなければならなかったのですが、非常に健康的な食生活を送りましたよ。朝は、地元のパン屋でパンを買ったり、マーケットで果物を買って食べ、ランチはこれまた地元のレストランで軽く食べ、夕食はまたまた地元のレストランでイタリアン的ディナーを食べていました。太陽の恵みをいっぱい吸収したおいしい食材で作ったシンプルな料理たち、何を食べてもおいしいこと、おいしいこと!大地の味、ちょっとだけ加えたシェフの手技味が、素材のおいしさを最大限にしてくれます。
昨日は、マナちゃんに誘われ、ワインとイタリア料理の食事会へ。やっぱりイタリアンはおいしい!そして、人生初、ワインを心の底から味わい尽くしました。これまでの二日酔い原因のダントツトップがワイン、正直、おいしいと思ったことは一度たりともなかったのですが、昨日、ようやく36歳にして、ワインのおいしさに開眼です。ワインとはーーー、料理とともに楽しむもの!料理なくして、ワインのおいしさは無い!前に座った参加者の男性は、フランス・ワインを勉強しているそうで、「猫の味」がするようなものすごく独特なワインがある、でも獣くさいラム料理と抜群にあう、というコメントに、がってんボタンを連打。なるほどーーー!
クロアチアでも何度かワインを飲んだのですが、まったくワインとはなんぞや、をわかっていなかったので、周りのオーストラリア人につがれるがままに、魚料理で赤を飲んでいたのですが、おいしくなくて当然!と今ならわかります。ま、アルコールがなくても、素材が劇的に美味なクロアチア料理は十分楽しめたのですがーー。
今月のせーりは軽い、軽い。なんのおかげかな、とちょっと考えてみました。腹痛は結構ありました、痛み止めも結構飲んでいたし。ひまし油パックはそれなりにやったし。酵素風呂に行って見ました(これはまた今度じっくり書きます)。うーん、これといって思いつくものはないのですが、やはり旅行中の食生活かなー、と思ったりしています。ジャンク・フードを食べる機会は全くなく、規則正しく毎日食事していたし、コンビニやら出来あいの料理を口にすることがなかったのですから。これらワタシの口から入った食材たちが、今ここでキーボードを打っている私の体・細胞・心をじんわり構成しているかと思うと、やはり食って命の基本!と思ってしまいます。辛い症状もありますが、筋腫になってよかった、と思える瞬間です、健康だったら絶対こんなことを考えたり感じたりするような人ではないですから!たった一つの体と自分、しっかり大切にこれからあと4-50年つきあっていきたいものです。
PS:超をつけたい逆行が始まりました。先週くらいから、気分が超ロー、ロー、ロー。大好き・シアトル出身のロック・バンドの自虐的・鬱的映像をYoutubeで毎晩見ないと寝られないという。。。とうとう自宅のPCも立ち上がった途端、自動強制終了というおかしな行動をここ2-3日取り始めています。怖い!


2008年9月21日日曜日

クロアチア!


かなり遅れてしまいましたが、クロアチア旅行の報告を!
ばっちり先月のせーりと日程が重なりましたー。そのせいもあってか、昼間はかなりメローな気分の日が多かったのは事実(時差ぼけもあったけど)。普段、日中をさっむーーい冷房の部屋ですわっりぱなしで仕事をしているせいか、いきなり、アドリア海の青い海&透き通った空から強烈に照りつける太陽光にさらされることになる、結構くらくらーしていましたよ。
この写真はドブロブニクの城壁上から撮影したもの。世界遺産でもある旧市街の街並み、オレンジ色の屋根と青い空・海が最高のコントラスト、とっても絵になる街でした。海岸線沿いのクロアチアは、このような街並みが多いです、こじんまりとした街は特に。旅の最後のほうでスプリットという大きな街(多分クロアチアで第3番目に大きな都市)に行ったときは、人の多さ、建物の多さに、げんなりしてしまいました。もちろん、東京に比べたら小さな街なのですが、それまでまわった海沿いの街の美しさ、旧市街のコンパクトな中にも凝縮された歴史の重さが感じられる街並みを堪能した後では、せーり・メロー気分も手伝って、どよーんと若干落ち込んだものです(旅の終わりの街でもあったし)。
せーり痛は相変わらずありませんでしたが、筋腫からくると思われる腹痛で大変だった瞬間が一度あり、めずらしく鎮痛剤を飲みました(せーり時には非常にめずらしいこと!)。それは、トロギールという街でSobeと言われる形式の民泊に止まっていたのですが、そこのシャワーの調子が悪くて、水しか出なかったときのこと。水シャワーの後、体が急激に冷えたせいか、きゅーーーっと腹痛が始まったのです。それこと目が開けられない激痛的な。。。
ただ、気のせいかもしれませんが、その水シャワーで皮膚の緩・収縮が促されたのか、それまで10日近く直らず左のひじ内側に残っていた、注射針の跡・青あざがその後2日くらいできれいに消えたのです。旅行の1週間前に会社の身体測定で血液検査があり、その際にできたあざ、まるでジャンキーのようで、ぎょっとするひじ内側状態で、旅が始まってからも一向に消える気配がなく、ちょっと心配していたのですよ。この一件から、体を冷やすのはよくないがサウナの後の水風呂というサイクルもあることだしーーと、旅行から帰ってきた後は、いつものバス・タイムに、水シャワーを取り入れてみています。心臓から遠い場所から始めて、最後は全身に水をあび、そしてその後また湯船につかり、、というサイクルを2度くらい繰り返してみています。おもしろいくらい汗が出て、そのあとの気分もかなり爽快です。体の芯から温まる感じがします!寒・暖の刺激が肌にいいのか、日焼けで硬くなっていた皮膚も結構すぐやわらかくなりましたよ。
皆さんの夏休みはいかがですか?まもなく、秋分の日。。。今年も秋が来て、そして日がどんどん短くなるサイクルが来ました。コメントお待ちしています。
PS:日本では23日から水星逆行です!大きな買い物・契約・決心は避けましょうね!

2008年9月11日木曜日

マイロン君とゲイリー君!

クロアチアから無事帰ってきました、10日もたってしまったのね、Time fliesだわ。旅行記はまた近いうちにじっくりと。。。

今日は、昨日有給休暇をとって聞きに行った講演会のことをちょっと。。。商品・金融デリバティブ商品のリスク管理を行うシステムに携わって早丸7年。転職にあたってまず手渡されたのがハル氏著書「デリバティブ入門」でした。全部日本語で書いてあるのに、ちーんぷんかーんぷん、腹からうなぎが出そうな心境で「むーんむーん」うなって読んでいました。そしてまさに腹から蒲焼が出そうになったのが、「ブラック・ショールズ・モデル」の章、もう、まーーーーったく手が出ない、目で追ってもまったく意味がわからない、なんじゃこのナメクジが塩かけられて縮みながらのたうっているような数式たちわぁぁ!しかも、記憶が正しければ、その「・・入門」書には、ブラック博士とショールズ博士が並んで笑っている写真が掲載されていましたーー。そう、そのショールズ博士が今来日しているのです。
マイロン・ショールズ博士、97年にこのデリバティブ関連に携わった彼の功績に対して、ノーベル賞が送られました、そして、読売新聞・NHKが企画する「ノーベル受賞者を囲む」講演会に彼が講演者として出席するのをききつけ、昨日、埼玉にある霞ヶ関(!)まで行ってきましたよぉぉ。
45分の持ち時間でのレクチャー、「あ、この人の頭の中は数字と数式がいっぱいなんだんなー」と思わせるプレゼン資料(言葉の羅列、チャートもなければ色づけもなし)。公式を説明するように、淡々と一から最後まで、用意した講演内容を話していく「マイロン君」は、イメージ通りの紳士でした。
それに比べてエネルギッシュな「ゲイリー君」!(ゲイリー・ベッカー博士も、もちろん経済学でノーベル章を受賞している立派な方)プレゼンには統計調査を基にした色とりどりのグラフ、話の内容により、PPT資料も前後に行ったり来たり(いきなり、PPTの最後のページまで飛ばして進んでしまったときは、会場から笑いがもれました。つかさず「だから、PPTの順番を手直ししてくれって言ったんだよ。明らかに間に合ってなかったけどね」とコメントする、やんちゃなゲイリー君)。正直、身近な事物から経済を切り込んで考えていくスタイルのベッカー博士のプレゼンのほうがおもしろかったです。やっぱり、ショールズ博士は、数式をたっぷり盛り込んでNumericに話を展開していただきたかったですが、講演のテーマ上、それは難しかったんでしょうね。
この講演に足を運んだ他の方のブログでも同じような意見を見つけましたが、ノーベル受賞者かつ経済学博士の二人は持ち時間きっちりで自分のプレゼンを終えたのに対し、おそらく二人のまとめプレゼンをするべきだった開催場所大学の教授が時間をロスしてとうとうと自分のプレゼンを続けたのには、唖然としました。あの後のパネル・ディスカッションと称したQ&Aを見ずに帰った人の気持ちがなんとなくわかります。。。もっとInteractiveだったらいいのに、あんなすごい二人を招いたのにねー。

マイロン君が言っていましたが、サブ・プライム・ローン問題後の金融市場不安からVolatilityの揺れ幅が大きくなっている状態が続いているようです。いいほうにふれるのか悪いほうにふれるのか、これは実際にことが起こってみないとわからないものです。2度目のMRI結果にて、急激な悪化はないものの、確実に多発性筋腫との診断がされたワタシの子宮状況。ここが正念場、あきらめずに地道に民間療法を続けていく気が新たに沸き起こっています。ワタシの子宮筋腫のVolatilityも幅広いわよん!好転させるほうにどかんとふれさせたいものです!