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2010年11月7日日曜日

イナダをさばいてみました

今日は、区民アカデミー講座、ということで「魚のさばき方教室」に参加しました。受講料と材料費、2000円+2000円の合計4000円ナリーーー。

高いじゃんねー、料金、と思いましたが、行ってビックリ、さばいてビックリ。区内中の魚屋さんが一堂に集まり、イカ3はい、イナダ(ブリの幼魚)1匹、を文字通り手取り足取り、さばき方を受講生徒に伝授(参加生徒二人に対して先生一人)。幼魚とはいえ、出世魚のブリの子供、体長すでに50cm級の大きさ。一人ぐらしにはかなりな量ーー、とりあえず今このブログを更新しながらアラを煮ています。イメージしているのは、ランチで食べに行く銀座・コリドー通りの「美登利寿司」の御椀として出てくるアラ煮の味噌汁(うまくできれば明日のお弁当のおかずに。。)。

子供の頃、ちょうど大型スーパーが商店街を駆逐していく姿を目にしました。兄の同級生には魚屋さんの息子さんがいましたが、ワタシが小学校にあがるころには廃業、一家は他の町へ引っ越していきました。駅前、公道の大通り沿い、小学校の側と、ワタシの生活圏内に存在した3つの商店街は次々と姿を消していきました。そんな時代の流れとともに成長したため、魚屋さんで魚を買った記憶はないのですが、今日参加した講座を通じて、町のお魚屋さんに買い物に行きたいなーーと思うようになりました。

やはりその道のプロは違います、魚のアレコレをよーーく知っています。「一緒に海を泳いでます、もしかして?」と思ってしまうほど。また、一般に言われていること、出回っていることとは違う、昔ながらの魚の話をされる江戸っ子気質の魚屋さんの聞きながら、時代の流れで変わっていく物事とそれに流されていく本質・事実を、自分は知らないうちに見過ごしてしまっているんだなぁ、と思いました。半ばツイッター的に自分の体験や思いを「勝手に」このブログで表現していますが、できるだけ自分で実際に体験したことを生の声として届けることで、簡単にネット上で手に入ることが可能になっている情報にプラスαの要素を加えた内容、もしくはネットでは検索しきれない情報としての思いを伝えていきたいなーー、としみじみとアラ煮のアクを取りながら考えておりました。

「何事にも愛情を込めてーー。」

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