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2007年10月14日日曜日

Kalaloch, where the montains meet the ocean...


Kalaloch、クレイロック、と発音するそうです。先日の夏休み旅行で、太平洋を望むLodgeに1泊したのですが、それがこのKalalochでした。LodgeのGift shopで購入したMugにプリントされていたのがこのフレーズ、「クレイロック、山々が大洋に出会う場所」、なかなか渋くて素敵な言葉です。この写真はKalalock到着直後、LodgeのMain buildingから撮ったもの、Kalalochにバスを乗り継いで到着したのが午後1時半。予想通り重たく低い雨雲が空一面を覆っていました。チェック・インの手続きをすませた後すぐに、2時から始まるレンジャー・ガイド・ツアーに参加し、目の前に広がる海辺を散策したのですが、まさに奇跡的にどんどん雨雲が晴れ、とても美しい夕日を望むことになりました。9月29日のBlogに載せた写真がそのときの写真です。

8000mを超えるヒマラヤの峰峰も、実は海の底にあった土地が大陸の移動とお互いのぶつかり合いによって隆起したものです。かなりの想像力を駆使しないとこの状態を理解することは難しいですね。その難しいイマジネーションを可能にしてくれるのが、ここKalalochです。レンジャー曰く、「ここはフロリダとは違う、サンゴの破片できた明るい色の砂浜なんかじゃないんだ、大地からできた砂なんだ」。磁石をつっこんだら砂が全部持ち上げられるんじゃないかしら、というくらい海水にぬれた浜辺は濃いブルーグレイです。岩石の大地が氷河に削られ、岩と砕け川に流れ込み、川の流れが岩を小石に変え、やがて小石は砂粒となり大洋に挑みます。挑む、そう、挑んでいくのです。「一番新しい砂層は一番外洋部分で確認できるんだ、波に運ばれるがまま、大地から遠くへ遠くへと旅をするんだよ」「しかし同時に、海底のプレートは東へ東へと膨大なる力で押されているんだ、だから、いつの日か海の底に沈んだ砂たちは隆起と共に大地となりまた森に帰っていくんだ」。あー、おかえりなさい。。。
 
この壮大なる砂の旅、月による潮流の変化がなかったら、全く違うものになっていたかもしれません。月が無い夜空、なんとさびしいことでしょう。私たちのせーりも、ひょっとしたら28日間サイクルではなくて、もっとバラバラ、だったかもしれませんね。今月の満月は26日です。双子座は体調を崩しやすい星回り(なんと!?)ということなので、気をつけたいと思っています。ちょうどせーりも終わっている頃なので、ゆっくりのんびりとすごそうと思っていますーー。皆さんも、秋が深まって気温が下がってきましたので、風邪等ひかぬように気をつけてくださいね。

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