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2012年6月24日日曜日

「粘膜下子宮筋腫」

わかりやすいように、と、星印をつけてみました。子宮内部にぶらさがるようにできる筋腫、「粘膜下子宮筋腫」です。2012年6月撮影の最新MRI画像。縦割りのハルポンの腹部、巨大化した筋腫で腹部の大部分が占められています。子宮の周囲で外側に成長している筋腫たち。左腹部、写真の上左赤丸は、お腹を触るだけですぐみつけられます。

こちらは2008年のMRI画像。比べると、腹部内を締める筋腫の幅のきかせ方がいかに違うかがわかります。

同じく2008年の画像。「粘膜下子宮筋腫」の予備軍的に、子宮内側にせり出している筋腫がふたつ確認できています。位置的に考えて、おそらく上部にあるものが、現在完全に子宮内でサイズを拡大しているもの、と思われます。

並べてみると、改めてこの4-5年の間に順調に成長してしまった筋腫の大きさに衝撃を受けます。以前からも、腹部を触ると、明らかに硬い部分があって、「?、筋腫?」と思ったことがあったのですが、この2年くらいは、探るように触らずとも、手のひらを腹部に置いただけで筋腫の存在がわかるようになっていました。体重も順調に増えています、筋腫のせいだけにしてはいけないとは思いますが、3年前まで問題なくはけていたスカートは「全滅状態」です。

完全球体まで成長した「粘膜下子宮筋腫」をMRIで確認しながらリリー医師(仮称)と話し合った結果、「経膣的手術」で「粘膜下子宮筋腫」を取り除こう、ということにしました。何度となくリリーに尋ねられた、「で、今、何が一番辛いの?」という質問の答えとしてあげていった症状の中で、「多月経傾向」については明らかにこの筋腫が原因となっているだろう、とのことでした。それ以外の症状、排卵後の激腹痛等については、UAEで子宮に負担をかける治療をしたところで改善される保証も確証もない(だから子宮の機能を損なう可能性が高い治療を進められない)というリリー。

もう何が何でも何らかしらの(UAEが希望だけど)治療を始めるぞっ!!と前のめり体勢でMRI結果を聞きに行ったハルポンとしては、「妊娠希望がなければ、子宮への負担を考慮せず、さっさと治療しましょう」というタイプの先生でないリリーに当たったことは幸運だったと思います。それだけさっさと治療したければ子宮を取りましょう、という選択肢だってあったはずだし、開腹手術を望まない場合であれば腹腔鏡手術でかたまり達を取ってしまいましょう、というチョイスもあるのですよ。前のめり状態のまま、もう後には戻れない・戻せない状態の治療へと、どんどん突き進んでしまったかもしれないのです。

ということで、再診の当日に治療方法を決め、せーりを止めるニュープリン注射の初回をさっさと打ってきました。ちょうどせーり中だったので、ホルモン注射を打つタイミングとしてはこれを逃すと、また次のせーりまで待たなければならなかったからです。「え、今日、打ってく?2-3日考えてもいいんじゃないの?」、と、リリー医師とあーでもない・こーでもないという会話をしながら、頭の中で「サカエ先生に相談に行く?」「サカエ先生のところで同じ治療をしては?」「今日が木曜日だから、2日後の土曜日にサカエ先生に会いに行けばすぐそっちで治療はじめられる?」と光の速さに負けない勢いで様々な考えをめぐらせていました。しかし、サカエ先生のクリニックでは診察・検査はできても、手術等の処置は大学病院を紹介してもらって、、になると気が付いたのです。

打った後でニュープリンについて調べるハルポンもハルポンですが、打つ前に特に詳しい説明、副作用等を紹介しないリリーもリリー。。。わかってんだか、わかっていないんだか。。。ネットで見ると、ウツ症状が出たり不眠が、、とありますが、So far so good、今のところ全く問題ないです。かえって、治療を始めたぞ!という事実に舞い上がって、気分は上々、リリー、ひょっとしてそんなハルポンの気質・体質を見抜いていた?!



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