6月2日土曜日に取ったMRIの結果を聞きに、午後半休をとって板橋の病院へすたこらでかけてきました。10cm越えを覚悟していたのですが、放射線科の医師がまとめたレポートには「7cm大2つをはじめとする多発性筋腫」とありました、あれ、サイズが若干小さくなっている??
10cmと言われたのは、名医サカエ先生によるエコー診断でのことですから、映像がより鮮明なMRIとは違ってそれなりの誤差はあるようですね。サイズ的にはFUS治療が可能な10cm以下という条件をクリアーしているのですが、何せ数が。。。。3個を上限とするFUSを余裕のよっちゃん・よしちゃん・よしのすけちゃんで超えているハルポンの筋腫には、治療適用不可、のさっぱりとした文字がきっちりレポートされていました。UAEは可、よしよし、予想通りの展開よんー。。
初回診断の際のやりとりがどーぉおもしっくりこなかった担当医。。。2回目の診察にして、ようやく彼の意図と診察スタイルを「消化」できた気がします。MRI画像の結果から、これからどのような治療をしていくかの話をしていった際に、彼が二言目には「妊娠が可能」というフレーズを持ち出すのですよ。もぉ、なんとしても子宮を痛めたくない!!という、産婦人科医リリー(仮称、顔がリリー・フランキーさんに似ているので、今後はこれで。。)の心、というか口から出ちゃっている叫び!
さっさとUAE治療で「ケリ」をつけたい崖っ淵ハルポン、ブレーキをふみ続けるリリー。
「で、何が今一番辛いの?」
「腹痛がー。貧血気味になっているのが心配、仕事を休み始めてしまったしー。月経量が増え続けてー。」
「UAEがそれらすべてを解決するとは思わないけど?痛みだって、サイズが小さくなったからと言って取れる痛みでないかもしれないよ?」
「痛みで目が覚めるような痛みに耐えるのは、もう、ちょっとーー」
冷静になると、リリーの言っていることは正しい。。。四十路突入を果たしているハルポンに「じゃ、子宮ごと全摘しますかー」という選択肢を全く出さず、子宮の機能と妊娠の可能性をなんとか残す治療を進めようとしてくれているのに、ようやく気が付いたとき、彼のオファーはワタシの希望に全くあっていないわけではない、、リリーとしっかり話をして治療方法を決めよう、と思うことができました。思い起こせば、南千住の名医・サカエ先生に出会うまでも、エコー診断すませると同時に「はい、子宮内膜症ですね、ホルモン治療をしますか?」と、誤診+患者の希望を全く無視で話を進める医者に2連続あたった過去を思いおこすと、どんなに非効率であろうが(相変わらず診察結果の入力は指一本)、かみあわない話しが続こうが(なんとしても子宮を守ろうとする医者とさっさと治療を始めたい患者)、じっくり向き合ってくれるリリーに出会えたことは、とってもラッキーなことだと思い始めたのですよ。。。
今日の写真は、向かって左から、2012年、2008年、2007年と並べてみた、左下腹部にある最大級筋腫の「成長記」的な写真です。5年、たったんですねー。次回は、リリーと話して、お互いに納得して決めた治療法について書きます!
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