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2012年6月29日金曜日

「森で迷子の動物は、自分が誰だか答えられない」

珍しく日があいてしまいましたが、まぶだち・まなちゃん(仮称)と銀座・鳥ぎんで一杯。メールでは報告していましたが、あらためて口頭でホルモン治療と手術の予定を話しました。その際に、この治療を始めるきっかけとなったMRI画像の結果、子宮の中にせり出して発達しちゃった筋腫、ここ最近の多月経についても話しました。

1回のせーりで「夜用ナプキンを2パック」、気が付いたら当たり前になっていたのですが、やっぱりこれは普通では無い、みたいです。そういえばそうだよなー、、、、でも、自分一人で自分の症状に向き合っていると、なんでもそのうち「当たり前」になってしまうんですよねー。以前立ち読みした子宮筋腫体験者の書いたコミックでは、しまいには流血がひどくて、お風呂場で床を真っ赤に染めつつお血の下りが落ち着くのを待った、というシーンがあり、ワタシの頭の中にはそれがずーっと残っていました。ナプキンでどうにかなっているうちはまだ大丈夫、という誤った思い込みも、それが原因。。。

午後1時前後に行けばちょっとだけ並んで入れる、と知ったタニタ食堂。同僚のリンカちゃん(仮称)と一緒に向かう道すがら、リンカちゃんにもホルモン治療を開始したことを話して、その流れで「夜用ナプキンを2パック」の話をしたら、彼女もやはり絶句していました。

OOOの新しい店おいしいよねーーー、XXXの靴かわいくない??、的なノリでは絶対話すことはありませんが、周りの親友と自分のせーりやその関連症状について話すことは、実は大切なんじゃないかな、と思い始めました。他人と比べる、というわけではありませんが、自分の症状が客観的に考えると・見てみるとどうなのか、ということは知っておいて損ではありません。今日のタイトルは、ハルポンにとって「無人島に持っていきたい映画No.1」の座を長年キープする「ベルリン・天使の詩」の中に出てくるワンフレーズ。ずっとひとりでさまよっていると、そのうち自分の存在や正体を見失ってしまうことになる、ということ、都会で生きる人間にも当てはまること、だと思います。

男子社員90%のなかで貴重な女性社員かつ親友のリンカちゃん、銀座近辺でばりばり働くまぶだち・マナちゃん、話を聞いてくれてありがとうねぇ!


2012年6月24日日曜日

「粘膜下子宮筋腫」

わかりやすいように、と、星印をつけてみました。子宮内部にぶらさがるようにできる筋腫、「粘膜下子宮筋腫」です。2012年6月撮影の最新MRI画像。縦割りのハルポンの腹部、巨大化した筋腫で腹部の大部分が占められています。子宮の周囲で外側に成長している筋腫たち。左腹部、写真の上左赤丸は、お腹を触るだけですぐみつけられます。

こちらは2008年のMRI画像。比べると、腹部内を締める筋腫の幅のきかせ方がいかに違うかがわかります。

同じく2008年の画像。「粘膜下子宮筋腫」の予備軍的に、子宮内側にせり出している筋腫がふたつ確認できています。位置的に考えて、おそらく上部にあるものが、現在完全に子宮内でサイズを拡大しているもの、と思われます。

並べてみると、改めてこの4-5年の間に順調に成長してしまった筋腫の大きさに衝撃を受けます。以前からも、腹部を触ると、明らかに硬い部分があって、「?、筋腫?」と思ったことがあったのですが、この2年くらいは、探るように触らずとも、手のひらを腹部に置いただけで筋腫の存在がわかるようになっていました。体重も順調に増えています、筋腫のせいだけにしてはいけないとは思いますが、3年前まで問題なくはけていたスカートは「全滅状態」です。

完全球体まで成長した「粘膜下子宮筋腫」をMRIで確認しながらリリー医師(仮称)と話し合った結果、「経膣的手術」で「粘膜下子宮筋腫」を取り除こう、ということにしました。何度となくリリーに尋ねられた、「で、今、何が一番辛いの?」という質問の答えとしてあげていった症状の中で、「多月経傾向」については明らかにこの筋腫が原因となっているだろう、とのことでした。それ以外の症状、排卵後の激腹痛等については、UAEで子宮に負担をかける治療をしたところで改善される保証も確証もない(だから子宮の機能を損なう可能性が高い治療を進められない)というリリー。

もう何が何でも何らかしらの(UAEが希望だけど)治療を始めるぞっ!!と前のめり体勢でMRI結果を聞きに行ったハルポンとしては、「妊娠希望がなければ、子宮への負担を考慮せず、さっさと治療しましょう」というタイプの先生でないリリーに当たったことは幸運だったと思います。それだけさっさと治療したければ子宮を取りましょう、という選択肢だってあったはずだし、開腹手術を望まない場合であれば腹腔鏡手術でかたまり達を取ってしまいましょう、というチョイスもあるのですよ。前のめり状態のまま、もう後には戻れない・戻せない状態の治療へと、どんどん突き進んでしまったかもしれないのです。

ということで、再診の当日に治療方法を決め、せーりを止めるニュープリン注射の初回をさっさと打ってきました。ちょうどせーり中だったので、ホルモン注射を打つタイミングとしてはこれを逃すと、また次のせーりまで待たなければならなかったからです。「え、今日、打ってく?2-3日考えてもいいんじゃないの?」、と、リリー医師とあーでもない・こーでもないという会話をしながら、頭の中で「サカエ先生に相談に行く?」「サカエ先生のところで同じ治療をしては?」「今日が木曜日だから、2日後の土曜日にサカエ先生に会いに行けばすぐそっちで治療はじめられる?」と光の速さに負けない勢いで様々な考えをめぐらせていました。しかし、サカエ先生のクリニックでは診察・検査はできても、手術等の処置は大学病院を紹介してもらって、、になると気が付いたのです。

打った後でニュープリンについて調べるハルポンもハルポンですが、打つ前に特に詳しい説明、副作用等を紹介しないリリーもリリー。。。わかってんだか、わかっていないんだか。。。ネットで見ると、ウツ症状が出たり不眠が、、とありますが、So far so good、今のところ全く問題ないです。かえって、治療を始めたぞ!という事実に舞い上がって、気分は上々、リリー、ひょっとしてそんなハルポンの気質・体質を見抜いていた?!



2012年6月23日土曜日

MRI最新画像

昨日に引き続き、向かって左から2012年、2008年、2007年のMRI画像です。子宮の後方にできている筋腫、明らかに成長している様子が、3枚並べると一目瞭然。。。ちょうど2倍、ですねー。

2012年のものは6月2日撮影。FUS治療の可能性を確認するために、FUS治療時の体勢と同様に腹ばいで撮影しました。3度目ともなると、轟音にも特にあわてず、閉じられたMRI空間も全然気にならず。やっぱり、何事も最初が一番ドキドキするものですよね。

特に初回のMRI撮影では、機械に頭から入っていく撮影だったので、閉所恐怖症でもないので、ややパニック感に襲われたのを今でも覚えています。「え、え、この狭さ、え、本当?え、どうしよーー」と。うーんダメかも、と思った瞬間に、顔の部分に送風が当たるような特殊設定がされている場所まで到達、かつ、首を傾けて頭上とみたときに、MRI内部はふさがっているわけではなくトンネル状になっていることがわかり、外の世界が見えてようやく安心。。。

2度目は、機械的に同じ内容だったものの、足先から入るものだったので、全くパニック感なし。

3度目は腹ばいで相当リラックスした状態、かつ、MRIの大きさにも余裕があり、かつかつ、頭はMRIからその完全に外に出ていたため、ヘッドフォンから流れる60'sの音楽に合わせて思わず鼻歌をうたいつつうたた寝するほどの余裕がありました。

自費では負担が大きいので、なかなか受けられるものでありませんが、もし、婦人科にかかっていて、ハルポンと同じように筋腫もちでお悩みの方、思い切って担当の先生に相談してみましょう。メディカル・スキャンなどでMRI撮影をしたり、総合病院であれば病院内の放射線科で撮影できるはずです!

2012年6月21日木曜日

せっかち、ハルポン!?


6月2日土曜日に取ったMRIの結果を聞きに、午後半休をとって板橋の病院へすたこらでかけてきました。10cm越えを覚悟していたのですが、放射線科の医師がまとめたレポートには「7cm大2つをはじめとする多発性筋腫」とありました、あれ、サイズが若干小さくなっている??

10cmと言われたのは、名医サカエ先生によるエコー診断でのことですから、映像がより鮮明なMRIとは違ってそれなりの誤差はあるようですね。サイズ的にはFUS治療が可能な10cm以下という条件をクリアーしているのですが、何せ数が。。。。3個を上限とするFUSを余裕のよっちゃん・よしちゃん・よしのすけちゃんで超えているハルポンの筋腫には、治療適用不可、のさっぱりとした文字がきっちりレポートされていました。UAEは可、よしよし、予想通りの展開よんー。。

初回診断の際のやりとりがどーぉおもしっくりこなかった担当医。。。2回目の診察にして、ようやく彼の意図と診察スタイルを「消化」できた気がします。MRI画像の結果から、これからどのような治療をしていくかの話をしていった際に、彼が二言目には「妊娠が可能」というフレーズを持ち出すのですよ。もぉ、なんとしても子宮を痛めたくない!!という、産婦人科医リリー(仮称、顔がリリー・フランキーさんに似ているので、今後はこれで。。)の心、というか口から出ちゃっている叫び!

さっさとUAE治療で「ケリ」をつけたい崖っ淵ハルポン、ブレーキをふみ続けるリリー。
「で、何が今一番辛いの?」
「腹痛がー。貧血気味になっているのが心配、仕事を休み始めてしまったしー。月経量が増え続けてー。」
「UAEがそれらすべてを解決するとは思わないけど?痛みだって、サイズが小さくなったからと言って取れる痛みでないかもしれないよ?」
「痛みで目が覚めるような痛みに耐えるのは、もう、ちょっとーー」
冷静になると、リリーの言っていることは正しい。。。四十路突入を果たしているハルポンに「じゃ、子宮ごと全摘しますかー」という選択肢を全く出さず、子宮の機能と妊娠の可能性をなんとか残す治療を進めようとしてくれているのに、ようやく気が付いたとき、彼のオファーはワタシの希望に全くあっていないわけではない、、リリーとしっかり話をして治療方法を決めよう、と思うことができました。思い起こせば、南千住の名医・サカエ先生に出会うまでも、エコー診断すませると同時に「はい、子宮内膜症ですね、ホルモン治療をしますか?」と、誤診+患者の希望を全く無視で話を進める医者に2連続あたった過去を思いおこすと、どんなに非効率であろうが(相変わらず診察結果の入力は指一本)、かみあわない話しが続こうが(なんとしても子宮を守ろうとする医者とさっさと治療を始めたい患者)、じっくり向き合ってくれるリリーに出会えたことは、とってもラッキーなことだと思い始めたのですよ。。。

今日の写真は、向かって左から、2012年、2008年、2007年と並べてみた、左下腹部にある最大級筋腫の「成長記」的な写真です。5年、たったんですねー。次回は、リリーと話して、お互いに納得して決めた治療法について書きます!


2012年6月18日月曜日

タニタ食堂、日替わり定食


つい最近ようやくどこにあるのか場所を発見した「タニタ食堂」。同僚のリンカちゃん(仮称)とたまたまランチで通りかかったところ、「整理券無しでも召し上がれます、どうぞー」と呼び込みをしていたので、迷わず入店!日替わりの定食は800円、でした。塩分かなり控えめな分、塩分にかわる調味料が使われていて、とってもおいしかったです。500kcal程度の熱量、10歳年下のリンカちゃんは午後5時前くらいから、「お腹がすきましたー」とお菓子を食べていました。ついに四十路に突入しているはるぽん、結構大丈夫かもー。

6月2日にMRIを取ってきました。結果は1週間以降の平日で、、と言われていたので、今週の木曜日に午後半休をとって聞きに行く予定です。

昨日の夜くらいからせーりが始まりそうで、布ナプキンが相変わらず大活躍。最近の傾向としてせーり開始3-4日前くらいから腹痛が始まります。お灸をしたり、直貼りカイロを貼ってしのいでいます、痛みどめはぎりぎりまで飲まないようしています。何の足しにもなりませんが、痛みがひどいときは、逆立ちに近い恰好をして、10cmを超えていると思われる存在感ばりばりの左下腹部の筋腫ちゃんを持ち上げるようにしています。なんだかその大きさと重量で周りの神経やら臓器やらが圧迫されて痛みが出るんじゃないかしら、なんて勝手に思っているからです。確かに一時的に痛みが和らぎ、かつ、塊状の筋腫ちゃんがいつもとちょっと違う場所にある感覚があります。

さてさて、木曜日、どんな診断が下るのでしょうかーー、ドキドキ、わくわく!