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2011年11月20日日曜日

学びの秋

先々週に続き、土日と外出しておりました。

土曜日、嵐でしたね、風雨が打ち付ける中、大学院受験にでかけました。無謀、でもチャレンジせずにはいられなかった。。。現在の住まいのそばに社会人用の大学院新校舎がオープンしたことに気が付いたのは、9月末にSeattle旅行から帰ってきた直後。なおかつ、大学院コースの受験締切が1週間後であることも同時に知ってしまったが最後、チャンスという名の女神の前髪を、「見なかったこと」にすることが、どーーーーしてもできませんでした。準備不足が否めないハルポンの受験、口述試験ではその点をがっつんがっつん面接官に指摘(非難、とも言える)され、嵐の中をとぼとぼとでも晴れやかな気持ちで帰宅しました。頑張ったよね、できる限りでね、これからも挑戦し続けようね!

で、今日の日曜日。同じ校舎内に併設され同じく新オープンとなった放送大学のシンポジウムに参加。地域社会における生涯教育の役割、的なテーマで2時間半みっちり。周りを見渡すと、人生の諸先輩方ばかりで、思いっきり「若輩者」なハルぽん。招かれる5人のパネリストは異なる分野の専門家ばかり、それぞれの経験・分野からこのテーマについて発表されていました。やはり2011年のこういったイヴェントで必ず話題に上がるのは、3.11のこと。岩手の放送大学学長は、震災直後に津波で街が消失するとともに、地域自体が完全に崩壊・消失した現状をスライドを使用しながら紹介されていらっしゃいました。うーん、重い!

夕方、正確な体内時計により、午前・午後ともやもやしていた左下腹部に激痛が走りました。ゆっくりできる日曜日ですから、直貼カイロ&ビワクリームではなくて、ビワ・エキス温灸をすることにしました。まだまだ元気な30代、このまま自分の将来がどうなるのかしらー、と漠然と不安に襲われることは、もはや初めてのことではありません。自分でなんとかハンドルできる痛みと症状、筋腫君とこのままずっと共存できていけるのでしょうかー。2030年までには、都内での平均世帯構成人数が2人を切り1.89人になるそうで、現状でも5世帯中1世帯が単身世帯だそうです、ハルぽんもまさにこのカテゴリーに入ります。そんな自分の現状を思いながら、今日のシンポジウムを思い返すと、それぞれが自分の役割・使命を理解しつつ、社会との関わりを今以上に求めていかなければ、個人の生活だけではなくこの地域・国がいずれ内部崩壊していってしまう危険な状態の中で、今の生活がある、ということでした。いずれ叶うといいなと思っている出産、しかし現代の隠れた問題として、就学前の児童と母親の孤立状態を生んでいる異常な子育て事情、今日のシンポジウムで一番「はっ」とした内容。。。地域性の崩壊が生んだ、ゆゆしき事態は、孤独な単身世帯だけではもやはないのですねー。

Think globally, act locally. びわ温灸をあちちとお腹の上でめぐらせながら、自分が社会の一員として何か活動できることってどんなことだろう、と考えていましたー。こうでなくっちゃいけない、これができていないといけない、これを持っていないといけない、なんてことは一つもないはず。それぞれがそれぞれの役割を持って生きるために、みんながみんな、今ある役割をいかしていけばいい、はずーーー。ハルぽん、39歳の「主張」と「葛藤」のツブヤキでしたー。

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