フランス・チームはエコノミーで帰国、というネット・ニュースを見ました。それを真後ろに座るリュック君(仮名)に言ってみた所、「情報元がイギリスのゴシップニュース紙だ、ウソだ、ウソに決まっているぅぅ!」。当然サッカー好きが多い、若いフランス人たちは、Yutoube等でWorldcupの映像を見ています。最近は、もっぱら日本チームを絶賛モードに切り替わっています。ほめ言葉を全くと言っていいほど言わない国民性の彼らなだけに、本当に日本チームがそこまですごいのか、フランス・チームへの失望から頭のネジが3本くらい砕け散ってしまった結果の「暴言」なのか、、、、
TV放映された今日のブログ・タイトルにもなっている、キム・ベイシンガー主演の映画を見ました。実話に基づく、、という字幕が出たので、心で正座をして見ておりました。再婚相手とともに、母国イタリアからアフリカ・ケニアに渡り、牧場をかまえての生活を送る主人公。ヨーロッパのお嬢様が突然アフリカの地での生活をはじめたのですから、文字通り何事も大変だったでしょう。オンナによろめかないかわりにアフリカの野生動物にのめりこむ旦那は、1週間も10日も音信普通のまま外出してしまいます。一人息子の寄宿学校進学、突然の夫の死。女手一人で牧場を切り盛りしなければならない母に、息子はスタンフォード大学からの合格通知を握りつぶして言います、「僕は残るよ、母さんと妹と、そしてこの牧場を僕が守る」。
「アフリカで生活を始めた当初は本当に何もわからかった。牧場に穀物の苗を植えてなんとか育てようとしたけど、結局、気づいたの、私たちが苗を育てているのではない、アフリカの大地が苗を育て私たちを養っているのだ、と。問題は解決するために存在するのではない、私たちを成長させるためにやってくるものよ。」
猛烈にアフリカに行きたくなりました。ま、アフリカではなくてもいい、今の自分の思考をもっと大きな視点に拡大させてくれる場所に、いや、場所でなくてもいいのかもしれませんね、何か圧倒的な変化、もしくは新しいもの、人、経験。。。
断続的にかかえている会社での悩みや問題、自分という小さな単位・視点で見ているから、いつまでたっても同じような問題をかかえて、ぐるぐるしているんだな、ということに気が付いたように思えます。今日は月食、自分にとって必要のないものが去っていく星回り、だそうです。自分をとじこめてしまっている狭い観点・思考が去っていってくれそうな予感がしますーー。
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