冷や冷やどっきっちょのハールポン!、って、この出だしをわかってくれている読者はいるのでしょうか。。。
2泊3日の子宮鏡手術よりあっさり無事に戻ってきました。全身麻酔の手術完了からまだ30時間ほどしかたっていません。体にメスを入れない手術って、ほんとーーーに負担が少ないんですねー。では、数回に分けて、入院・手術・退院の流れを書いていきたいと思います。まずは、入院の日から!
‐10月1日、午前9時過ぎに自宅を出発。午前10時までに入院手続きを済ませてください、とのことだったので、病院には午前9時55分に到着、ぎりぎりすぎます!
‐まずは、入院受付、ざっくり内容を表現すると、「前払い手続き」です。10万円をカードで払いました、そんな大金を現金を持ち歩くことなんて、ないない、ありえなーーい。
‐入金が済むと、まるでいたれり・つくせりの日本の旅行会社のツアー旅行のように、「受付前の長椅子で待っててください、看護師が案内します」ということで、入院するフロアーまで看護師さんにつれられて移動。その際に同じタイミングで手続きをし、かつフロアーが一緒の50代後半くらいの女性(夫がつきそい)と一緒に移動。トイレの位置、お風呂の場所とその予約の仕方、お部屋の紹介等々を受けます。
‐はるぽんの部屋は4人部屋、さっきの女性は違う部屋へ。はるぽんの部屋、すでに入室していた女性は、その当日が退院日らしく、しばらくするといなくなりました。前日の台風一過で晴れ渡る10月最初の空を、窓際奥の自分のベッドでぼーーっとひとり眺めていると、掃除のおばさんが優しく声をかけてくれました。このおばさんには毎日声をかけてもらっていっぱい元気をもらいました。ありがとうっ!まだ、他の入院患者さんは入室していません、いつくるのかしらぁー。
‐ツアーガイドのように案内してくれた看護師さんからは、これまたツアーで配られるように、自分を担当してくれる看護師、担当の会計事務員の名前の書いてある書類をいただいていました。さっそく、今の勤務先が加入してくれている医療保険の書類を会計事務員さんに、提出。「え、手続き時間がかかりますよ、後日取りに来ていただくことになるかもしれません」って、やる気ないなー、、
‐そうこうしているうちに、さっさとパジャマに着替え、入院の手続き第2弾に突入。「処置室」と呼ばれる診察室に呼ばれ、担当看護師から今後の流れをまたまたツアーパンフレットのように2泊3日の予定表に沿って確認。右腕に迷子札のように名前と血液型の書かれたリストバンドを2種類つけられ、最初の採血。看護師の横で、いかにも「アタシはまだ見習いでしゅ」という顔をしていた若い看護師さんが、「え、ワタシ(がやるん)ですか?」という素直なコメントをぶちまけたあとにさくっと採血してくれました。頑張れ、君が日本の医療の明日を支えていくんだね!もっと頑張れ!
-正午、人生初の病院食ランチ!食べる配分を失敗し、大量に盛られた白米を残すことに、、、ううーん無念!
-適当・O型ハルポン、「手術担当医です」とあいさつに来た医師が、これまでの診察で一度もお目にかかった医師ではなかったので、「???」と思いつつも、「よろしくお願いします」と頭をぺこり。四十路、不惑、惑わず、っていうか、戸惑ってもっと確認してもいいと思う自分がいます、が、すっごく弱いのよ、その自分って。
-午後2時過ぎ、いつもの外来フロアーへ行き、手術用に子宮口を広げるようにメッシュ繊維を設置する処置。手術前検診でもやった処置だが、今回は前回の4倍くらい、いたーーーいい、なぜじゃぁぁぁ。あっけなく、撃沈、へこみのはるぽん。カーテン越し(プライバシー保護のためか、たいていの婦人科ではカーテンで医師・看護師と患者の顔が直接見えないようになっている)に聞こえてくる声は、今日初めてあった医師の声。えー、やっぱり彼なのぉ??
-へこんだ状態で自分の部屋に戻り、延滞しすぎて督促状がきちゃっている図書館の本を読みながら、持参したノートパソコンで音楽を聴く、あがれ、自分!入れ代わり立ち代わりで、看護師、麻酔担当医、などが確認・問診・挨拶にくる。と、同室の他の入院患者も入出してくる。
-子宮口にメッシュを入れる処置による炎症?か何かを防ぐための抗生物質が2錠処方される、これも手術前検診の時と一緒。まずは一錠のみ、あとは夕食で、とのこと。
-本を読み終わると、予定通り、DVDに焼いてきたテレビドラマをノートパソコンで鑑賞。どうやら手術の順番通りに、同室の入院患者にも術前説明をしているみたい。微妙に病状は違うものの、カーテン越しに聞こえてくる予定確認(はるぽんは処置室だったけどなぁ)の内容から、2泊3日の入院日程の人たちみたいだ。一人は同じように筋腫の手術、一人は子宮がん検診の結果、がんの一歩手前の状態の何かが見つかったのでそれを取る、らしい。さっきの掃除のおばさんが、同じように声をかけて励ましてあげている。
-午後6時に夕食、ご飯配分、今回はばっちり!米粒ひとつも残さず完食。2錠目の抗生物質を飲む。
-面倒くさいので迷っていたが、入院後ひっきりなしにメールを送って励ましてくれたカフェ・オーナーのスーちゃん(仮称)からの、彼女の入院・手術体験をもとに「手術前は必ず入浴するようにって言われたけど」というアドバイス・メール、それに従い、最終から2コマ前の時間帯で入浴の予約を入れる。同室のSさんも予約を入れたようだ。20時15分から45分のコマ、だったけど、予定より30分も早く、前の時間帯の人(=入院手続きが一緒になった人)が部屋に入浴カードを届けてくれる、笑顔が素敵。浴槽にはつからず、シャワーだけでさっさとすませる。
-22時、消灯。
入院初日は、スーちゃんとキャロライン(仮称、元同僚)からひっきりなしにメールをもらいました、励みになったよぉぉ(涙)。一人で最初から最後まで、って思ったけど、やっぱり一人きりなんて、ありえなかった。となりのベッドのSさんが、見舞いに来た家族に愚痴っていたが、「暇でしょうがない、何もすることがない」。。はるぽんの場合、ぽっち入院(=ひとりぽっちでの入院、誰も見舞い・つきそいがない)と腹をくくってきたせいか、本やらPC/DVDで暇することはなかったけど、こんなにメールで外界とつながっていられるとは思わなかったっす。こうして、無事に、人生初の入院・初日は終わっていきましたー。
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