2ヶ月近くご無沙汰しておりました。お陰様で、つつがなく過ごしておりました。無事、術後一年をむかえ、経血の半減、貧血の克服を達成。頻度は減ったのですが、やはり時々襲う腹痛は術後ほどなく復活、やっぱりリリー(フランキーに似た医師)の言っていたことは正しかった。。と、思っていたのですよ、今年の健康診断結果が出るまでは。
激腹痛のおこる左腹部に「腎結石疑い」が出ているじゃーあーりませんかーーー!!
おまえかー、痛みの原因はお前だったのかぁ!!!???
頭を抱え込みながら、ガッツポーズをしたい気分でした。子宮取ってしまえーーと自暴自棄にならなくてよかった。。。開腹手術して取れるだけの筋腫を取らなくてよかった。。。そーとなったら、さっさと検査だ、石なら粉砕できるらしいから(開腹せずに)さっさと治療だ!!と、再び鼻息を荒くしながら、病院をネット検索。「腎結石、施術数、手術数」などのキーワードで検索をしたところ、断トツの治療数の病院がでてきたのですが、そこと直接提携している板橋の病院が、筋腫手術でお世話になった病院と同じグループに属していることがわかり、即決、すぐに電話で問い合わせです。紹介状代わりに、健康診断結果報告書を持って、台風直撃の週末にでかけてきました。
医師「どうされましたかー?」
ハルポン「検診結果で、結石疑いがでましたー。かくかくしかじか、10年前くらいから腹部に激痛が、かくかくしかじか、筋腫のせいだと思ってたのですが、かくかくしかじか、一部摘出手術を受けても痛みが取れず、かくかくしかじかーー」
とまくしたてるハルポンを遮ることなく、ふんふん聞いてくれた渡辺医師(実名!)。即刻CTスキャンと尿検査を受けることになりました、日本の医療はコンビニ感覚といっても過言ではないでしょう!早いテンポでどんどん診察が進みます。
検査をみこしてワイヤーなしブラキャミを装着していったのに、大マヌケなハルポン。よりにもよって、磁石付きパンツ(腰の部分に5mm大の磁石が4つ付いている)を履いていき、しかもその事実を忘れたいたため、CTスキャン稼働後に看護士さんが飛んできましたー、「何か4つほど腰のあたり映るみたいなんですが。。。」、ハルポン41歳、ノーパンで初CTスキャン!
初診受付を済ませ、問診後に検査。ちょうど来院して1時間半くらいたったころに、検査結果も出て先生に呼ばれました。
医師「何も映らなかったので、石はないみたいですよー」
ハルポン「エぇぇ(絶句)。(5秒後)では、この腹痛の原因はいまだわからず、ってことなんですね」
医師「ま、石などの異物もないし、尿検査の結果も問題ないのでー。筋腫については、ひきつづきあちらの病院で経過観察してくださいねー」
終了ーーーーーー!
今年の夏、10年以上くらしたカナダより友人が帰国しました。体調を崩したことが帰国のきっかけの一つだったようです。健康保険制度が整っているカナダとはいえ、イギリスと同様、保険適用ですぐに診てもらえるのは町医者(Home doctor)、今回のハルポンのようにすぐに大病院、だとか、専門医に飛び込み診察受診は「ありえない」んだそうです。町医者の判断で紹介状をもらって専門医に診てもらう手続きを取るようなのですが、それも2-3か月待ち状態が多くて、半分冗談で「待っている間に、治るか、死ぬかのどっちかだよー」と友人が語っておりました。
みなさんも、今年の健康診断の結果、出ているんじゃないでしょうか?婦人科系もそうですが、それ以外の結果でも、「むむ、これは。。」という箇所があったら、ぜひぜひ、検査を受けに病院へ行ってくださーーい!都市部では特にそうですが、こんなに医療が発達して、かつ自由に診察を受けられるのは、世界基準からみるとかなり恵まれている状況、いかしましょう、この好機を!
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